バックナンバー(147号・1面)

世界へはばたけ塾生

新入生の皆さん、入学おめでとう。君達の入学と期を同じくして、慶大体育会の活動も本格的に始動し、熱戦をくり広げようと している。体育会から世界へはばたいた塾生の活躍と、彼らから君達へのメッセージを、ケイスポが愛を込めてお届けしよう。
  さぁ慶大ライフの始まりだ!!


今しかできない

「やりたいことをやらないと」。スポーツを通じて世界を経験してきた男たちが共に口にした言葉だった。
  3月某日、体育会から"世界にはばたく塾生"として継渉さん(医3)、山田章仁さん(総4)の2人に 新入生へのエールと世界での経験についてのお話を聞いた。
  「打ち込めるものさえあればやりたいことはなんでもいい」(山田)。山田はラグビーグラウンドで週6日間汗を流す。 半袖のユニフォームから伸びた腕は逞しく、いかに鍛錬を積んできたかが見てとれる。
  「大学は4年間しかない。一つのことに打ち込める時期は人生で二度とない。勉強はいつでもできる。今しかできない ことをやってほしい」(継)。医学部生のため、距離的時間的な理由で練習に参加できないときも、ひとり信濃町の グラウンドで練習したという。
  やりたいことを突き詰めてやったことが彼らをトッププレーヤーに成長させた。そんな彼らからのメッセージには説得力がある。 体育会所属の人たちにとって「やりたいこと」は、そのスポーツであることが多い。しかし、一つのことに打ち込む姿勢が実を結ぶことは 他の分野でも共通する。

出会い

大学生活を過ごす上では友人・仲間の存在も欠かせない。
  体育会に所属しているので「プライベートでも部活の仲間といるのが一番落ち着く」(継)、「長く一緒にいて共有できる部分も多く、 楽しい」(山田)と同じ部の仲間と過ごすことが大半だそうだ。そんな仲間たちから受けた影響を尋ねると、「(部員は)各地から集まって来るので、 いい刺激を受けた」と山田。継は「いろいろな価値観をもつ友人・仲間に出会えて、広い視野からものを見られるようになった」。 大学という新たなステージでは、それまでのコミュニティの何倍もの関係、つながりができる。自分を成長させてくれる大切な仲間を みつけられるかも大事なことだ。

世界を見てきて

山田は昨年オーストラリアへ留学した。「結果を残していかないと認められない」という厳しい環境のなかで得た経験は「チームを引っ張っていきたい」 という熱い思いを生んだ。
  継も昨年日本代表としてW杯を戦った。「今までよりも(ラクロスが)楽しめるようになった」。ラクロス先進国との戦いが競技の本質を教えてくれた。
  2人とも世界に進出したことで、新しい価値観を見い出すことができた。新入生の皆さんにも、やりたいこと・打ち込めるものを見つけて、 世界へはばたけるものへの昇華させてもらいたい。
(小峰 弘樹)


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